アスキーアートを用いた広告で効果増大!アプリ開発会社のTwitter活用術

オンラインで写真販売サービスなどを手がける、ニューアーチデザイニング株式会社。各種あるサービスの中でも、スマホのカメラロール内の写真を簡単にシールにできるアプリ「Seel(シール)」が人気を博す同社に、Twitterの活用方法や導入後の効果を伺いました。


- 公式アカウントを立ち上げたきっかけを教えてください

口コミも含めた情報の拡散を期待して、SNSで「Seel」の情報発信をしようと思ったのに加え、ユーザーの皆さんとコミュニケーションが取れるツールを持ちたいという思いから、Twitterの公式アカウントを開設しました。

- どのように運用していますか

フォロワーを獲得するために、シールに関するツイートをリツイートしたり、自宅にある使わなくなったシールを回収するキャンペーンを展開するなど、様々な運用をしてきました。現在はユーザーさんがアプリの感想や活用事例をツイートしてくださるので、それをリツイートしたりお礼を伝えたりと、アプリ内では行えないユーザーとのコミュニケーションを気軽に行う役割として捉えています。ですので、リツイートする際にはかた苦しくならないよう、フレンドリーなコミュニケーションを心がけています。

- 運用にあたってのコンセプトや取り決めはありますか

このアプリは利用シーンがユーザーによって様々ですので、あえてターゲットを絞らないような表現で発信するようにしています。また最近は広告キャンペーンをメインで運用していまして、こちらはアプリをインストールしてもらうことが目的ですので、そのコンセプトに基づいて運用を行っています。またこのアプリは、個人のスマホ内にある写真をシールにするということで、多くの人との共有ではなく、オフラインでのコミュニケーションが目的のサービスになります。そういった意味ではSNSとは反対の立ち位置になりますが、この特性をしっかり意識しながら運用することで、良い結果が出ていると感じています。

- アカウントを開設して良かったという実感はありますか

通常、我々サービス事業者にとってはユーザーの方々の感想を直接聞くことができる機会はほとんどないのですが、Twitter上だと気軽に「使って楽しかった」とか「シールにしてプレゼントしたら喜んでもらえた」などつぶやいてくださるのを拝見できます。そういった生の感想をキャッチできることで、運用上のモチベーションアップにつながっています。また、ユーザーさんが我々が想定していたものとは違うものをシールにするケースが多いということも、Twitterを利用してみて初めてわかったことです。ですので、ユーザーさんがツイートしている写真などを見て参考にしながら、新しい製品の展開を検討しています。最近の事例では、キーホルダーという新しい商材を展開することにもつながりました。

ニューアーチデザイニング株式会社 千綿様  田中様

 

- 広告展開を始めたきっかけは何ですか

日常で「シールを作りたい」というニーズが顕在しているかというと、実はそうでもありません。しかし、Twitterは匿名のため、趣味に関する情報やそのときの気持ち、行動などを気軽にツイートしているユーザーが多い。そこを活用し、ユーザーさんが「シールにしたい」と思うであろう場面をあらかじめ想定し、関連するツイートやキーワードを拡散することで、「Seel」というアプリに興味を持ってもらえるのではないかと考え、広告展開をスタートしました。

- 運用にあたって、社内で議論などは行われましたか

Twitter広告は少額からスタートできるので、社内でも反対意見等はなく、導入はスムーズに進みました。まず1ヶ月運用してみた結果、我々の期待以上に単価を抑えつつユーザーの反応を得ることができたので、徐々に予算を増やして運用しています。運用については広告代理店を活用することも考えたのですが、ディレクションの方針について社内で共通認識を持つのが最優先だと思いましたので、自社で行っています。

- 実際に展開した広告キャンペーンの内容を教えていただけますか

アプリのインストール促進を目的とした広告をメインに運用しています。キャンペーンでは常に5~6パターン用意して配信し、効果や反応を見ながら設定の見直しや予算の調整をしています。ターゲティングの方法については、年齢やフォロワーなど様々試しましたが、現在はキーワードを活用したターゲティング方法をメインで行なっています。これにより、趣味や関心分野での絞り込みができ、配信する母数もコントロールしやすくなりました。例えばお子さんの写真をシールにすることを想定してユーザーにリーチする場合、「パパ」「ママ」などの関連キーワードでターゲティングを行います。またシールを使って手作りのプレゼントやメッセージカードを送ることを想定した場合、「ハンドメイド」などがキーワードになります。

- キーワードの抽出に関してコツはありますか

キーワードは、シールに関連するハッシュタグやフォロワーのプロフィール、ツイート内容などをチェックして抽出しています。また、広告の運用中はリツイートや「いいね」を通じてアプリに興味や関心が高いユーザーが集まってきますので、その都度プロフィールなどをチェックして、新しいキーワードを発掘するようにしています。投稿する際の工夫としては、Twitterは他のSNSと違いタイムラインの動きが早いため、いかにユーザーの目に止まるかを意識しています。実施して一番反応が良かったのは、ツイートにアスキーアート(文字や記号を用いた視覚的表現技法のこと)を盛り込んだものです。他のツイートと比べ、1.5倍ほど反応が良かったです。またテキストの内容も可能な限りシンプルなものを心がけ、一言でサービスの内容が伝わるものにしています。

- 広告の効果について実感はありますか

事前に設定していた目標を大幅に上回る効果が出ています。また広告がリツイートされるとTwitter上で拡散し続けるので、配信を停止した広告からも継続してユーザーの流入が見込めるのは非常に良いことだと思います。またTwitter広告では、キーワードのほかにアカウントをターゲットにした広告配信設定もありますので、今後はそちらを重点的に活用し、新しいターゲットにリーチしていきたいと考えています。

- ありがとうございました

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