しまうまプリント

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

キャンペーンの告知・開催でフォロワー1000人獲得!ネットプリントサービス会社のTwitter活用術

写真、フォトブック、年賀状などのネット専門の印刷サービスを行う、しまうまプリントシステム株式会社。簡単な注文プロセス、低価格で高品質の商品が人気で、会員数は200万人を突破。続々と利用者を増やす同社に、Twitter活用の方法や工夫について伺いました。

- Twitterアカウント開設の経緯をお聞かせください

Twitterを開設したのは2010年6月です。創業間もないこともあり、大がかりな広告や宣伝にリソースを利用できなかったため、当時展開していたキャンペーンの告知と口コミ効果を目的として運用を開始しました。現在フォロワーは3000人を超えています。

- 運用上、工夫していることはありますか

ツイートする際は、ハッシュタグ+自社名(「#しまうまプリント」)だけでなく、「#フォトブック」「#写真」などを含めて投稿することで、多くの方に弊社を知っていただけるように工夫しています。さらに、情報収集も同様の形で行っています。自社名だけでなく関連する用語にハッシュタグを付けて幅広く検索して見ることで、どういったお客様が関心を持たれているのかについて、詳しく知ることができるからです。また、Twitterには、限られた文字数の中で、日本語特有の言葉遊びができる環境があります。ですので、読んでクスッと笑っていただけるような内容配信を心がけています。

お話をいただいたしまうまプリントシステム株式会社 長谷川様(上)安藤様(左)原様(右)
- Twitter利用者からの投稿に対するレスポンスは、どのように行っていますか

「#しまうまプリント」が含まれるツイートは日々確認して「いいね!」を押したり、リツイートしたりしています。また、弊社のサービス自体へのご質問をツイートしてくださったり、ダイレクトメッセージでお問合せいただくことも多くありますが、その場合は、サービス内容をご説明するとともに、弊社のカスタマーサポートセンターをご案内させていただく形をとっています。

- 効果的だったTwitter活用事例はありますか

2017年8月の夏に京都のマルイさんで「しまうまフォトブックギャラリー」というリアルイベントを開催し、フォロワーを約1000人獲得しました。これは、Twitterを利用開始して以来、最も成功した事例だと思います。このイベントでは、まず一般のエンドユーザーに告知し、無料で猫のフォトブックを1冊作っていただきました。それを弊社で複製してギャラリーに展示し、多くのお客様にフォトブックを手に取って見ていただいたんです。このイベント告知を通して、猫を飼ってらっしゃるTwitter利用者の方々にアプローチし、コミュニケーションを取ることができました。結果、猫に特化したイベントだったので、猫に関心のあるフォロワーが増えましたね。今、弊社のタイムラインには猫がたくさん出てくるという状況になっています(笑)。

- イベント告知の際、工夫したことがあれば教えてください

「#しまうまフォトブックギャラリー」や「#猫」、すでにかなり普及している「#猫好きさんと繋がりたい」というハッシュタグに注目し利用しました。このように、「猫」をキーワードに閲覧されている方の目に多く触れるように工夫して、人気のハッシュタグを調べながら行ったのも成功理由の1つだったと思います。

- Twitter広告導入のきっかけをお聞かせください

デジタル広告はリスティングやAd Network等を中心に行なっていたのですが、TwitterなどのSNS広告も利用してみようということが社内で検討されました。「Twitterをお使いの方は、人とのつながりを重要視するだろう」という仮設も立て、その結果実施したのが、2016年の年賀状シーズンに向けた2015年の年末からの広告配信でした。最近では、イベント企画での呼びかけにTwitterを利用することで、通常のツイートではリーチできない層にも働きかけられているという実感があります。

- Twitter広告配信の際、意識しているポイントはありますか

常にトレンドを押さえるようにしています。おもしろいハッシュタグを発見したら、自社の提供するサービスと関係なくても利用し、人の心をつかめるツイートの内容を日々練っているという感じですね。あとは、前置きの言葉を統一させれば、読んでくださる方の印象に残りやすいのではないか、という思いがあり、文頭を工夫しています。例えば最近は、「ここだけの話ですが」という出だしでツイートするんですが、実際には全く「ここだけの話じゃない!」という内容にしたり。こういった工夫は主に担当者1人が行っていますが、イベントの告知などは複数の者がツイートを行っているので、前置き等のフレーズをなるべく一致させるように気をつけています。

- 反応が大きかったツイート内容は

「#写真へたくそ選手権」というハッシュタグの流行りと関連するのですが、担当者自身が写真業界に身を置きながらも実は写真を撮るのがヘタという点を利用して、撮った写真を「#猫の写真へたくそ選手権」とハッシュタグ付けして投稿したところ、「いいね!」やリツイートなどの反応が多くありました。こういった取り組みで「写真はそんなに上手く撮れなくても、そこそこ味があれば良いのか」などと思っていただく中で、しまうまプリントの認知度向上にもつながれば良いと考えています。

- ブランドの認知が高まったというエピソードはありますか

首都圏・中部以外で展開しているテレビCMの中で、「しーまうま」というフレーズが流れるのですが、それに対して「しまむら、って聞こえた」というような視聴者さんからのツイートがあるんです。そこで、リツイートや「いいね!」などで反応したところ、「公式アカウントから直々に『いいね!』された」などというツイートが広がり、認知が高まったケースがありました。

- 直近展開したキャンペーンについてお聞かせください

足立佳奈さんという現役高校生歌手が、今弊社のキャンペーンのCMの歌を歌ってくださいました。そこで、彼女の「サクラエール」という曲名と「しまうまプリント」という言葉の両方にハッシュタグをつけて、「仲間との思い出」というテーマで投稿した場合、弊社のA5スクエアサイズ1冊を無料で作成できる券を差し上げるというキャンペーンを行っていました。弊社サービスのご利用が最も多いのは、お子さんをお持ちの主婦の方々なのですが、足立佳奈さんのファン層は中高生が多いんです。中高生層は、これまで弊社がアプローチできなかった層でもあるので、今回ぜひ中高生にも弊社のサービスをご利用いただきたい、という思いがありましたね。新しい顧客層である中高生の投稿を拝見して、青春時代を思い出しつつ「いいね!」を押させていただきました。Twitterを活用している中高生はかなり多く、また、Twitterには速報性があるので、すぐ見て、すぐにフォローしてくださるという流れができ、非常に盛り上がりました。

- Twitter利用のメリットや、これから行っていきたい施策があれば教えてください

今はライフスタイルの中にスマホが普及しているので、積極的なカスタマーサポートを行うという観点からも、速報性があり、すぐにアクションを起こしやすいTwitterの存在は大きいです。例えば、弊社のサービスに関してお困りの方々のツイートを探して、その場でレスポンスするようにしているのですが、これには公式アカウントから直々のレスポンスに感激していただけたり、問題がその場で解決するといったメリットがあります。このような利用法は今後も強化していきたいですね。また、リアルイベントのフォトブックギャラリーが第4弾まで開催決定しています。こうしたイベントとの連動性を高めつつ、今後さらにTwitterを活用していきたいと思っています。

- ありがとうございました

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