リツイートでブランド認知度が急上昇!人と人との繋がりを大切にする自然派化粧品会社のTwitter活用法

1978年に東京青山で創業以来、長きに渡って天然由来成分配合の化粧品を製造販売する、株式会社ハウス オブ ローゼ。慎重に協議を重ね、2016年にTwitterの公式アカウントを開設したという同社に、その活用方法や導入後の効果を伺いました。


- Twitterの公式アカウントを開設した理由を教えてください

ハウス オブ ローゼでは、商品自体の良さに店頭スタッフの思いが掛け合わさることで商品の魅力が増すと考えていますので、店頭でのお客様との対面コミュニケーションを大事にしています。ですので、これまでは不特定多数の方に向けてアピールするというより、お店に来てくださったお客様一人ひとりを大切にすることに力を入れてきました。今もその考え方は変わらないのですが、より多くの方に「ハウス オブ ローゼ」というブランドを知っていただき、店頭での接客を体験してほしいという思いから開設しました。またTwitterで商品をご紹介することを通して通販サイトの存在を知ってもらい、ご訪問いただくことも狙いです。
 

- 開設にあたって社内でいろいろ協議されたと思うのですが、そのプロセスはいかがでしたか

弊社の商品は店頭でその魅力を直接感じてもらえることが一番の醍醐味だと考えていますので、これまで広告宣伝ツールを使った積極的なアプローチはしてこなかったんです。でも、あるスタッフが新しいツールを使って情報を配信していくおもしろさに興味を持っていたことがきっかけとなり、社内で議論が行われるようになりました。その過程で、人と人との繋がりを保つことのできるSNSならその温かみを損なうことなくコミュニティーとして繋がることができるのではないかということに皆が気づき始め、他社の事例を参考に勉強を始めました。
 

- 反対意見などはありませんでしたか

反対というより、始めること自体を決めるまでに随分足踏みをしました。実は3年ほど前から話は出ていたのですが、SNSに慣れていない者ばかりだったのと、始めてみてから「わからないことを始めてしまった」ということになるのではないかという、見えない部分に対しての疑問や恐怖がありました。安易に始めたことで繋がりも希薄になってしまい、その結果大切なお客様へのフォローが行き届かなくなったり、自分たちがやりたかったこととは違う方向に進んでしまったりすると大変なので、うかつには踏み込めないという気持ちもありました。開始したらずっと続けていかないといけないし、戦略面などのことを考えると片手間にはできませんからね。

 

お話を伺った株式会社ハウス オブ ローゼのみなさま(写真左から ネット通販事業課 大羽田 恵様/営業企画部 我喜屋 萌様/マーケティング本部 岡本 智恵子様) 

- ツイートされている内容を教えてください

ユーザー目線に立ち、ブランドの代表として商品の魅力をわかりやすくお伝えすることを心掛けています。また、期間限定の商品が多いので、販売終了後にお電話などで問い合わせをいただくことがとても多いのですが、やはり販売終了をお伝えするとお客様はがっかりされます。もちろんウェブサイトでそういった商品の販売期間についてアナウンスは行っているのですが、リアルタイムの発信が重要だと強く実感しているので、これにもTwitterを活用しています。
 

- リツイートすることに積極的に取り組まれているようですが

ハウス オブ ローゼが入っている百貨店や駅ビルのアカウントが弊社の商品を紹介くださった際などに、リツイートするようにしています。ハウス オブ ローゼは全国に約250店舗あるのですが、それぞれお店によって雰囲気が違うので、お客様がフラッと百貨店に立ち寄ってもハウス オブ ローゼだと気づいてもらえないことも多いんです。ですから、リツイートを通して各店の雰囲気を実際に見知っていただければと考えています。気をつけているのは、リツイートするアカウントが偏らないようにということと、「こんなところにもお店があったんだ」と思ってもらえるよう、幅広い地域を網羅することです。
 

- リツイートという側面で、効果や変化などを感じることはありますか

今までハウス オブ ローゼという名称は、とある人気サイトやコスメサイトでしか見られなかったんですが、様々なツイートによって目にしてもらえることが増えたと感じています。また最近では、弊社名を検索するとスキンケア、ボディケア、ヘアケア商品、はたまた夏にしか売っていない限定商品まで、画像がたくさん出てくるんです。こうやってお客様たちに商品情報を広げてもらっているんだなと実感します。
 

- Twitterとそれ以外のSNSをどう使い分けていますか

Twitterのほかに、写真や動画の投稿を主体とする某SNSサイトを2つ使っていますが、フォロワーの年齢層を分析し、それに応じて言葉使いを少し変えるなどの工夫をしています。またTwitterでは、実際の店舗の様子などリアルな写真が歓迎される傾向にあるので、お店に直接出向いて撮影し、投稿するなど、Twitterだけ載せる写真を変えています。

- 実際に1年間運用して、思いかげない驚きやうれしかったことがあったら教えてください

ツイートした商品が次の日の売り上げに繋がったり、ウェブサイト上では目立たない商品でもTwitterでつぶやくと購入していただけることがありますので、やはりTwitterの影響力は大きいなと感じています。ツイートを通してお客様が弊社の製品を使ってくださっている様子を伺い知ることで繋がりも感じますし、商品をアップしたときに「今から買いに行きます!」といったリアクションをいただいたりすると、見た瞬間に、素直に言葉を返してくださったんだなと、とてもうれしくなりますね。
 

- Twitter広告開始への一番大きなきっかけとなったのは何だったのですか

Twitterの影響力の大きさを実際に見たり聞いたりしたことです。最近は、ツイートによって流行が作り出され、テレビで取り上げられて一般の人たちも認知するという傾向が見られますよね。SNSなど携帯電話のコンテンツをマメに使わない年齢層でもそういった情報に接することが増え、「怖がって足踏みしていたら何もできない、まずはやってみよう」ということになりました。また、弊社には口コミで人気になる商品が多いのですが、口コミというのはお客様の声を聞くという点でTwitterとも関連してきますので、そろそろやるべきではという風向きになっていきました。

- 実際に、どういった商品を広告に出していますか

定番の主力商品3種類ほどと、あとは限定商品を5種類くらい、順番に広告しています。

- ターゲット層に関してはどう工夫されていますか

ターゲットは若い女性に絞っていまして、ちょっと目を引くような文字や写真を使って、「あれ、なんだろう?」と目を留めていただけるような広告作りを心掛けています。また、ハウス オブ ローゼは自然派化粧品の会社なので、「自然派」という言葉は意識して使っています。ただやはり、自然派ならではの人工的ではない香りを広告上で感じてもらうことはできないので表現が難しく、それをどう言葉にしてお客様の興味を引くかについて試行錯誤しています。


- データ上での手応えや実感はありますか

通販サイトのアカウントは毎月アナリティクスを使ってフォロワー数の増減を確認していますが、やはり広告を打つとフォロアー数は上がりますね。あと、売れることが予想される商品へのリアクション数が高いのはもちろんなんですが、主力商品の影で目立たない商品や、売れ行きについて不明の商品でさえも、「気になる人、こんなに多かったの?」と驚くほどの意外なエンゲージメント数を記録したりするので、本当におもしろいと思います。リアクションによって、ウェブサイトのバナーの置き方を考え直したりもします。

 

ありがとうございました

 

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