アカウントの細分化や効果的なリツイートでエンゲージメント獲得!チケット販売サービス会社のTwitter活用術

1100万人を超える会員を対象に、音楽や演劇、スポーツイベントなどのチケット販売や情報提供サービスを行う株式会社イープラス。業界最大級のチケット販売サイト運営の他、200万人以上が利用するアプリ「e+(イープラス)アプリ」や、手持ちのスマホが電子チケットとして使える「スマチケ」、チケット委託販売サービス「イープラスwebオープンシステム」など、幅広い年齢層に向け様々な事業を展開する同社に、Twitter活用のコツや成果について伺いました。


- Twitterアカウント開設のいきさつを教えてください

以前から公式アカウントを運営していましたが、1つのアカウントに様々なジャンルの情報が混在していたため、エンゲージメントがうまく獲得できていませんでした。こういった背景からTwitterをもっと本格的に活用しようという声が社内で高まり、2017年末に音楽、フェスティバル、演劇、スポーツ、イベント、クラシック音楽、アニメと、ジャンル別に7つのアカウントを開設し、新たなマーケティングに取り組むことになりました。現在、20代の社員2名を含む6~7名で担当しています。中にはTwitter初心者もおりますが試行錯誤しながら運営を進めているところです。

- 全体のマーケティングの中でのTwitterの位置づけや運営方針を教えてください

Twitterは、既存のメディアではリーチできなかった方たちにも情報を届けることができるメディアだと捉えています。 そして情報発信をそのままチケット販売に結びつけるというよりも、あくまで一ファンとして小さなトピックや有益な情報をお客様に届けていく活動を通じて、多くの方に当社への興味や関心を持っていただくことを念頭に運営しています。また新規層にリーチする際、既存会員の好みを分析し想定した細かなターゲットもTwitter上で同様に細かく設定できるため、データを非常に有効活用できていると感じます。

- アカウントを分けたことでどのような変化がありましたか

ジャンル別にアカウントを作ったことで情報精度が上がり、以前よりも熱心なフォロワーとエンゲージメント率を獲得できています。ジャンル毎にファンの間で盛り上がっているトピックを取り込んで情報発信するのはもちろん、例えばファンの中だけで通用するアーティストのニックネームをハッシュタグで付けるなどすると、アーティスト名だけで普通に発信するよりもコアなファン層に届くといった手応えがあります。ファンの方の引用リツイートでも「ああ、イープラスはよく分かってるね」というコメントをいただくことがありうれしいですね。チケットの販売実績だけでなく、こういった活動が当社への信頼感を高め、ブランドイメージ向上に貢献してくれるのではないかと考えております。

お話をいただいた株式会社イープラス 島崎あさみ様

 

- ツイート内容を選ぶ際に気を付けている点はありますか

当社は自社商品を販売しているわけではないので、まずは公演の主催者やファンの方に寄り添った内容かどうかを必ずチェックするようにしています。その上で、Twitterのトレンドに関連する情報やファンの中で話題になったトピックが見つかればこまめに取り上げるようにしていますが、その際も主観的になりすぎないようバランスを大切にしています。最近ではテレビに取り上げられた話題に合わせてツイートを発信すると反応が良いようです。Twitterは他のSNSに比べてリアルタイムで情報を発信でき、ユーザーの反応をダイレクトに知ることができて便利ですね。

- リツイートを上手に行われていますが、コツなどあれば教えてください

ユーザーに常に働きかけているわけではないのですが、当社から特定のハッシュタグを提示して「このイベントの内容をツイートしてください」というメッセージに反応してくださる方がいれば、積極的にリツイートするようにしています。 ほかにも当社が発信したツイート内容に対して、引用リツイートの形で反応してくださった方にも「いいね」を付けるなど、可能な範囲でリアクションをとるようにしています。反応してくれたユーザーにきちんと応えていくことで相互的なコミュニケーションを図ることができ、信頼感にもつながるのではないかと思います。

- Twitter広告と「クイックプロモート」の両方を活用されていますが、導入のきっかけは

昔に比べSNSを利用する芸能人が増えているので、そのフォロワーをターゲットにすることで成果が得られるのではないかと考えました。また、限られた予算内で効率的な広告運用をするにはファンや潜在層の細かなニーズを知る必要があります。多くの方が自分の日常をSNSでシェアするようになったことで、それらのデータをもとにピンポイントで広告が打てるなど、細かなターゲティングができるようになったことも大きいです。Twitterならではの拡散力も強みですね。ファンの方に共感していただくことが、有機的により多くの方に情報を届けることにつながります。

- お感じになられているTwitterの効果はありますか

過去に販売実績のない新しいコンテンツのプロモーションを行う場合、自社で顧客データが蓄積されていなくても、Twitterの持つユーザーデータを活かしてターゲティングすることができるというのは非常に大きなメリットになっています。最近の例では、ある案件におけるTwitterからの流入が公式サイトからの流入の約3倍にのぼり、新規層の獲得につながりました。

- Twitterを利用してチャレンジしてみたいことはありますか

現在、チケットの販売方法が多様化するにつれてさまざまな競合他社も出現しています。その差別化を図る一環として、Twitterを利用した限定チケットの受付や、アンケート機能の活用など、エンゲージメントをより多く獲得できるキャンペーンにも挑戦してオリジナリティのある運用を行っていきたいです。

- ありがとうございました

 

*株式会社イープラスが運営するジャンル別Twitterアカウントはこちらをご覧ください。

Twitter広告をもっと活用する

Twitterなら、御社のメッセージをあらゆる形で伝えることができます。他社の活用事例を参考に、御社にあった活用方法をぜひ見つけてください。