赤い三角形の上部に楓の緑葉があしらわれたCanadian Tire社のロゴ

Canadian Tire社

カナダの小売企業がカナダのオーディエンスによるオリンピックの会話に参加した方法

Canadian Tire社(@CanadianTire)は創業以来、カナダの人々やコミュニティから着想を得ているブランドです。同社はカナダの人々やコミュニティに合わせて進化を遂げ、ホリデーシーズンを含め年間を通じて、選りすぐりの屋内外向け商品を提供しています。

広告キャンペーンの目的

Canadian Tireブランドは、カナダのコミュニティに焦点を合わせており、この広告キャンペーンでは、カナダのコミュニティとの密接な感情的つながりを築きたいと考えていました。

人々の熱狂と興奮を呼び起こすイベントでオリンピックに勝るものはありません。またCanadian Tire社では、スポーツと遊びの持つ力は、コミュニティに活気をもたらすことができるという信念を掲げています。これら2つの事実を踏まえれば、同社がカナダオリンピック委員会のパートナーを務め、それを誇りとしていることは意外ではないはずです。

Twitterは大衆の声を伝えるメディアであることや、多くの人々がTwitterに集まり、スポーツに関する会話に参加していることから、Canadian Tire社はTwitter広告キャンペーンを選びました。

同社の広告キャンペーンの目的は、Twitterで多くの人々にリーチし、同社がカナダオリンピック委員会のスポンサーであることの認知を高め、フォロワーとのハイレベルの交流を実現することでした。

この広告キャンペーンで同社は@CBCOlympicsとのパートナーシップの下、投票、カンバセーションボタン、動画広告、トレンドテイクオーバープラス、Amplifyプレロール、ブランド通知、ブランド絵文字など、さまざまなTwitter広告フォーマットを幅広く活用しました。

オーディエンス

Canadian Tire社のターゲットオーディエンスは一般的な利用者(18歳以上)ですが、この広告キャンペーンではTwitterの効果的なターゲティングオプションの一部を活用して、同社のメッセージを、最も受容性の高い利用者に配信しました。同社が利用したターゲティングオプションには、キーワード、興味関心、ユーザー名、イベント、会話のトピックなどがありました。

私たちはテレビにおけるオリンピックの視聴率が低下していることを承知していたため、Canadian Tire社がオリンピックのファンとデジタルメディアでつながる機会は極めて重要でした。Twitterでは、会話への参加を促したり、アスリートの個人的なメッセージを公開したりできる魅力的な広告ユニットを活用して、ソーシャルな会話に参加することができました。Twitterを通じて、自宅からみんなでアスリートを応援できるようになったことで、カナダのオーディエンスをオリンピックとつなげることができました。当社ブランドのライブ放送中に、カナダチームが最初の金メダルを獲得したのを見たときはとても興奮しました!

- ジョナサン・フリン氏(Canadian Tire社、戦略マーケティング、デジタルアソシエイトマネージャー)

 

使用した広告関連サービス

成果

Canadian Tire社は広告キャンペーン全体で大きな成果を上げることができましたが、特に効果的だったのが、同社の提供で@CBCOlympicsにより配信されたオリンピックのライブ放送のブランド通知でした。時差のある東京での試合を観戦するカナダのコミュニティにとって、同機能はとりわけ価値のあるものとなりました。

カンバセーションボタン + ツイートしてロック解除

エンゲージメント総数: 104,000回
インプレッション数: 2,800万回

Twitter投票

エンゲージメント数: 70,753回
インプレッション数: 500万回

トレンドテイクオーバープラス

インプレッション数: 670万回
コンパニオンツイートのインプレッション数: 905,000回
ツイートのエンゲージメント総数: 16,000回
@CanadianTireを@ツイートした回数: 2,900回

プロモビデオ

動画再生数: 370万回

成功につながったポイント

ターゲティングを的確に行う

広告のコンテンツがどれほど優れていても、適切なオーディエンスに見てもらえなければ、期待する成果を上げることはできません。

Twitterでは多岐にわたるターゲティングオプションを組み合わせることができるため、ターゲティングしたオーディエンスに確実に刺さる広告を作成してから、彼らに向けて配信することができます。

Canadian Tire社は、さまざまなターゲティングオプションとカスタムオーディエンスリストを活用し、オリンピックに興味関心を持っていたり、オリンピックに関する会話にすでに参加していたりするオーディエンスに自社の広告キャンペーンが配信されるようにしました。

動画とツイート本文のベストプラクティスを守る

Canadian Tire社は広告キャンペーンに長さが6秒の動画素材を使用していました。Twitterでは、ブランドのインパクトを最大限に高め、視聴完了率を向上させるため、動画の長さは必ず15秒以下にすることを推奨しています。

動画で使用された素材では、視聴数とエンゲージメントを増加させるため、オリンピック出場選手個人に焦点を合わせた動画が活用されました。この動画には見やすく配置されたロゴも表示されていました。動画にロゴを見やすく配置することで、ブランド純粋想起は30%向上します1

Canadian Tire社がアラナ・イップ選手の動画広告で実践していたように、ツイート本文はシンプルにして要点を簡潔に伝え、1つの明確なメッセージに焦点を合わせましょう。

テストと最適化

広告キャンペーンの最適化とは、成功につながるよう広告キャンペーンを設定して、インプレッション数(広告の表示回数)の向上、高いエンゲージメント(反応)の獲得を実現するチャンスをできる限り広げることを意味します。具体的には、ツイートのパフォーマンスをテストし、必要に応じて調整することで広告キャンペーンを最適化します。

Canadian Tire社は、リーチとエンゲージメントの両方の目的でブランドリマインダーをテストしたところ、エンゲージメントの方が結果が優れていたため、エンゲージメントの目的でのみブランドリマインダーを実施しました。

広告キャンペーンの最適化に関する詳細は、こちらをご覧ください。

1. 出典: GroupM + Twitter、MetrixLab、動画のベストプラクティス、2017年6月、米国、95%の信頼水準で統計的に有意

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