BtoBビジネスでTwitterをうまく活用するには

TwitterBizJP
アイデアのヒント

多くの方にとって、Twitterは「個人的な楽しみ」。そう考えると、法人を顧客とするBtoB企業がビジネスに活用するのは難しいと思えるかもしれません。しかし実際には、BtoBビジネスにおいても、Twitterで様々な成果を挙げている企業が多数存在しています。今回は、BtoB企業がTwitterアカウントを運用するメリットや、成果を上げるためのコツをご紹介しましょう。

BtoB企業がTwitterを利用するメリット        

これまでつながりのなかった人々と交流できる。これは、企業がTwitterアカウントを運用するメリットの1つです。利用者の中にはもちろんビジネスオーナーもいるので、アカウント運用を通して貴社の認知度を高めれば、新たな顧客獲得のチャンスに間違いなくつながるでしょう。過去の調査ですが、「28万8,000人以上のCEO、36万6,000人に及ぶ起業家がTwitterを使っている」という結果*1も出ています。

取引企業の先にいる一般消費者と直接コミュニケーションできる点も大きなメリットです。日々のツイートを通じて、自社商品やサービスを直接アピールしたり、品質向上などに役立つお客様の声を集めたりできます。

*1 経営陣によるTwitter活用(2015年8月)

ブランド認知度を高めるツイートのコツ    

アカウント運用時には、取引企業だけでなく一般のTwitter利用者に向けたツイートを行うよう、心がけましょう。多くのリツイートやいいねを獲得すれば、メッセージを届ける範囲を広げられます。Twitter利用者にツイートを何度も見てもらうことで、社名やブランド名を印象付けられるはずです。

ここからは、Twitterを効果的に活用して自社のアピールに成功したBtoB企業の事例を2つご紹介します。

 

セメダイン株式会社

セメダイン株式会社

建築用・工業用の接着剤やシーリング材を主に取り扱う「セメダイン株式会社」は、“接着剤”や“くっつける”という言葉に関連した内容、さらには接着剤の豆知識などを毎日ツイート。数万リツイートを何度も記録するほどの人気アカウントとなりました。同社は、Twitter利用者の間で「接着剤といえばセメダイン」という意識が根付いてきたと、手応えを感じています。

JOYSOUND

JOYSOUND

業務用通信カラオケサービス「JOYSOUND(ジョイサウンド)」を提供する株式会社エクシングは、カラオケでサービスを利用するお客様に向けた情報をツイート。「JOYSOUND」で配信するアーティストや楽曲の情報をお届けすることで、カラオケユーザーや音楽ファンから支持を獲得。2019年4月時点で76,000人以上のフォロワー数を誇っています。

適切なオーディエンスにリーチする方法    

自社のビジネスに興味がありそうなターゲット層へ情報を届けるには、Twitter広告を利用するのも1つの手です。ターゲティング機能を使って広告を配信すれば、特定の商品やサービスに興味関心があると思われる利用者にリーチし、アカウントのフォロー、サイトへの誘導といったアクションを引き出せます。

BtoB企業がターゲティング機能を利用して、効果的に広告配信を行った事例を2つご紹介しましょう。

Jimdo

Jimdo

ホームページ作成サービスを提供する「Jimdo(ジンドゥー)」は、利用者向けイベントの告知・集客を目的にTwitter広告を活用。ターゲティング機能を使って、「Jimdo」利用者であると考えられる文字列を含んだツイートをした方に対して、広告を配信しました。最終的に、イベントサイトは通常の4倍以上となるアクセス数を記録。定員を超える参加申し込み数となり、イベントを成功へと導きました。

株式会社モリサワ

株式会社モリサワ

フォントの企画開発・販売を行う「株式会社モリサワ」は、メールマガジンで見逃されやすかった自社製品に関する新情報を周知する目的で、Twitter広告を利用。ターゲティング機能によって、デザイナーや印刷・出版関係の方々を対象に広告配信しました。結果的に、サービス利用者から「Twitter広告を見て情報に気がついた」といった好意的なリプライが寄せられるなど、多数のアクションを引き出すことに成功しています。

Twitter広告では、さまざまなターゲティングオプションを用意しています。これらを利用すれば、利用者の住む地域や年齢、性別を絞ってターゲティングできるほか、ある特定のアカウントをフォローしている利用者、ある特定のキーワードをツイート、もしくは検索したTwitter利用者に向けて広告を配信することが可能です。ターゲティングオプションの詳細については、「広告のターゲティング」をご覧ください。

Twitter広告を活用してビジネスをもっと広げましょう