代理店事例:株式会社オムニバス

TwitterBizJP
アイデアのヒント
アドテクノロジーを活用したデジタルマーケティングのプランニングからクリエイティブ、オペレーションまでワンストップで提供する株式会社オムニバス様に、Twitter広告を広告主様に提案する際のポイントやこれまでの実施事例をご紹介いただきました。
- どのような業種の広告主様を主に担当されていますか 

ペット、アパレル、車、金融など、B2C領域をメインに幅広く担当しています。最近では業種を問わず採用でのTwitter利用をご相談いただくこともあります。直接広告主様に提案するだけでなく、総合代理店様に提案するケースも多々あります。

 

- どういった目的をお持ちの広告主様にTwitterを提案することが多いですか

キャンペーンを広く周知させたかったり、Twitter利用者の方々に話題にしてほしいようなプロモーションの時に提案することが多いです。

インタラクティブなプロモーションに元々関心がなかった企業様でも、最近は一方的な発信だけでなく顧客を巻きこんで盛り上げていくことの重要性を前向きに検討されることが増えている印象です。情報の届けやすさという点でTwitterは使いやすいので、拡散性がほしい場合は提案しやすいですね。

 

- オーガニックの運用に関わることはありますか

広告を始めるためにアカウントを作ってからオーガニックツイートをする必要があると思いますが、いくつかツイートしてそこにエンゲージ(いいねやリプライなど)されたり、フォロワーが増えたりすると、せっかく始めたのだから続けようとなりやすいです。きちんと情報を発信していることを利用者に見せることもメリットであると感じていますので、ソーシャル運用に関しては協力会社の力を借りつつ、企業様の支援を行っております。企業様のご協力が不可欠なため、実施の目的や運用方法等きちんとイメージを共有することを重視しています。

 

Twitterのターゲティングは自由度が高く、試行錯誤しやすいため、2回目以降の提案にもつなげやすいと感じます。

- Twitterを提案するにあたり、ポイントを置いているところはありますか

ハンドルターゲティングに価値を見出しているクライアント様は多いです。厳密にフォロワーをターゲティングできるわけではないものの、競合やインフルエンサー、業界にフォロワーの多いハンドルをターゲティングできるのは魅力で、実施したいとのお声を多数いただいております。

Twitter以外も含めた複数のプラットフォームでキャンペーンを実施するにしても、各プラットフォームで可能なターゲティングが、求めている属性にどれだけフィットするかは重要なポイントです。Twitterのターゲティングは自由度が高く、試行錯誤しやすいため、2回目以降の提案にもつなげやすいと感じます。

投票機能を使って利用者に会話に参加してもらう仕組みの提案も、興味をもってもらえることが多いです。クライアントの目的に合わせてメニューを組み合わせて提案するパターンだけでなく、このようにメニューの面白さで「これやってみましょう」と提案することもありますね。

 

- 反対に、Twitterを提案するにあたりクライアントの理解を得るのが難しいところはありますか

広告商品の種類が多いので、管理画面での設定方法やクリックなどによる挙動の説明が難しいと感じます。キャプチャを使ってどこをクリックしたらどんな画面になるかや、タイムライン上での表示イメージなど、細かく説明して理解していただくように努めています。

 

- Twitterの強みであるコミュニケーションについては、代理店の立場からどのようにみていらっしゃいますか

コロナ禍もあり実店舗で買い物をする機会が減ったため、オンラインでいかにタッチポイントを増やすかを考えたり、顧客とのタッチポイントを増やしたいと考えている企業は増えている印象です。オフラインで購入するにしても、お店でいろいろ見て悩んで買うという形から、オンラインで検討し、最終確認のために来店して買うという形も増えています。いままで店舗でしていたコミュニケーションをオンラインでしようという傾向はあると思います。

そういった傾向からもコミュニケーションの話はTwitterに限らず、どの媒体を通しても重要な要素となっています。私たちとしては、クライアントの状況に合わせて、どういうやり方が合っているかを考えて提案しているというところですね。

Twitterの場合、他のプラットフォームと比べて動きが早いのがメリットであると同時に、きちんと担当者がついていないといけないという難易度の高さはあるように思います。1:1のコミュニケーションが他の利用者の目にも触れるので、お客様との距離感の取り方を難しいと感じられるクライアントは少なくないように思います。

ほぼリアルタイムのやりとりが発生するとなると代理では請け負えないので、クライアント側にリソースがない場合できることは限られてしまうということは現実としてあります。

 

- キャンペーン提案時のゴール設定について教えてください

KPIをきっちり置かず、まずはやってみようという形で始めるケースも実は多いです。例えば自動車ディーラーのクライアントの場合、資料請求など最終的には獲得を指標にキャンペーンを実施することもありますが、その一点を目的にTwitterを利用することは少ないです。CVも指標のひとつとして見ていますが、リーチやトラフィック、拡散など、ゴールに導くための数値を複合的に評価されるクライアントが多いです。

案件によっては、メニューごとの平均を想定数値としてシミュレーションを出すことはありますが、Twitterの場合はクリエイティブやターゲティングによって数値への影響が大きいので、その数値にコミットするようなことはほとんどありません。

キャンペーン後のレビューに関しても、他のプラットフォームや媒体と比較できる数値(クリック数やエンゲージ数など)はレポートに入れますが、プラットフォームによってターゲットの性質もすべて同じではないため、あくまで目安です。単純に数値だけで比較することはなく、どれだけそのプラットフォームにおけるターゲット内に広がりを作り出すことができたかという視点でお話ししています。スポット案件が多いのですが、季節ごとに複数回実施する場合も、改善点というより追加施策(ターゲティング変えてみましょう、メニュー変えましょうなど)が多く、数字よりも目的に寄せて提案をすることが多いです。

 

実施キャンペーン事例

アパレル・コスメ

フォロワー獲得を目標としてキャンペーンを開始。キャンペーンが長期におよぶとCPFが高くなってくるという悩みが出てきたが、ターゲティングを増やす、変更するなどの細かな調整やフォロワーが増える要素の分析などを行い、結果的に大幅にフォロワー数を伸ばすことができクライアントに喜んでいただけました。

アミューズメント施設

ユーザーに参加してほしいときはTwitterということで、イベントの生配信をしました。どの媒体でやるか検討した結果、インタラクティブ性やトレンド入りなど話題づくりの可能性を鑑みてTwitterに決定しました。まずはやってみようから始まり、配信がきちんとされるか不安な面もありましたが、結果的にはニュースに取り上げられるなどの効果もあり大成功でした。

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