オーディエンスの受容度が高い広告フォーマット: Twitter Amplify

Hayley Dorney
ベストプラクティス
バスに乗車するデニムシャツを着た男性が、スマートフォンを見ながら微笑んでいる様子

人々は大事な瞬間に立ち会い、世界でいま起きていることでつながるためにTwitterを利用しています。他の主要プラットフォームと比較して、Twitterでは利用者が広告を見る時間が26%長いこと1や、Twitterでは動画が1日あたり35億回以上再生されていること2が分かっています。そしてブランドが、こうした非常に熱心なオーディエンスとつながるのに最適なのがTwitter Amplifyです。

Amplifyとは

Twitterの広告ソリューションであるAmplifyにより、ブランドは、プレミアムでタイムリーなパブリッシャーの動画コンテンツと広告をマッチングさせ、そうしたコンテンツを求めてTwitterを訪れるオーディエンスとつながることができます。

ブランドの広告を、ターゲットオーディエンスがすでに視聴中の、文化的な関連性のある動画と連動させることができるため、ターゲットオーディエンスの受容度が高いタイミングで広告が表示されます。動画広告は、選択したカテゴリーのプレミアム動画が始まる前に、プレロールとして再生されます。

Amplifyがブランドに効果的である理由

Amplifyはブランドをプレミアム動画、イベント、ノウハウ、トピックとマッチングしながら、リーチを拡大します。Twitterの調査では、プレミアム動画とインフィード配信を組み合わせた広告は、同じ広告をインフィードではない環境で配信した場合と比較して、ブランド好感度が2.2倍、購買意欲が1.7倍になることが分かっています3.

米国のNielsen Brand Effect社の調査によると、プレロール広告を見たTwitter利用者は、見ていない人に比べて、広告をもう一度再生する確率が70%高くなります4

Amplifyで利用できる広告フォーマット

Amplifyプレロール

Amplifyプレロールでは、Twitterが200を超えるブランドセーフなパブリッシャーを独自に選び、そのネットワークで共有されるプレミアム動画コンテンツをブランドと幅広くマッチングします。

パブリッシャーは15種類の標準コンテンツカテゴリーに分類されており、さまざまな業種や業界向けの豊富なオプションが用意されています。こうしたコンテンツカテゴリーには自動車、コメディ、エンターテイメントおよびポップカルチャー、金融および経済、スポーツ、ライフスタイル、ゲーム、テクノロジーなどがあります。一部の市場では、「両親」や「娯楽コンテンツ」といった、よりニッチなコンテンツとのマッチングを利用できるAmplifyプレロールプレミアムカテゴリーも提供されています。

Amplifyプレロールプレミアムカテゴリーは、パブリッシャーの会話の推進力に基づいてTwitterが手作業で管理しており、Amplifyプレロールキャンペーンではすでに大きな成果を上げています。

仕組み

動画広告は、Twitterがマッチングしたパブリッシャーパートナーのツイート内で再生されます。その際、ブランドロゴとブランドアバターが動画の左上に表示され、ブランド想起率を高めます。

パートナーのプレミアム動画のサムネイル画像が右下に、広告の残り時間が左下に表示されます。6秒を超える動画の場合は、6秒経過した時点で、パートナーの動画のサムネイル画像の代わりにスキップボタンが表示されます。 プレロール再生数キャンペーンの詳細についてはこちらをご覧ください。

Amplifyプレロールを使うべきタイミング

Amplifyプレロールが最適な活用事例には、イベント前後におけるブランドの連携、常設の認知度向上キャンペーンやリーチキャンペーンなどがあります。

Twitterタイムラインに表示されている、バリスタがコーヒーを作る様子を捉えたTwitter Amplifyスポンサーシップ広告
Amplifyスポンサーシップ

Amplifyスポンサーシップは、広告主様が選んだプレミアムパブリッシャー1社と1対1で提携関係を結び、広告キャンペーン期間中はツイート単位で広告を管理できるのを特長としています。

ブランド広告をプレミアム動画コンテンツと連動させて、まさに「いま」起きていることと関連付けることにより、受容性が高くて熱心なオーディエンスにブランド広告が配信されます。Twitterのプレミアムパブリッシャーコンテンツの視聴者は、他の利用者と比較して1日あたりのTwitterの利用時間が28%長く、また1日にTwitterを複数回利用する確率が2倍高いことが分かっています5

仕組み

Amplifyスポンサーシップを実施するには、TwitterのAmplifyパブリッシャープログラムに参加し、Twitterと連携してコンテンツパッケージを作成する必要があります。このプロセスを経ることで、広告主様が選択した広告パートナーとのスポンサーシップが成立します。Amplifyスポンサーシップを開始するには、Twitterの担当クライアントパートナーに設定の支援をご依頼ください。

Amplifyスポンサーシップを使うべきタイミング

Amplifyスポンサーシップが最適な活用事例には、特定のパートナー、イベント、またはテーマとの1対1の連動などがあります。たとえば、新しいサッカーシューズに関するスポーツブランドの広告を、サッカーの決勝戦を取り上げたプレミアムパートナーのコンテンツの1つとペアリングすることができます。

Twitterタイムラインに表示されている、バリスタがコーヒーを作る様子を捉えたTwitter Amplifyプレロール広告
Amplifyスポンサーシップのブランド事例

英国LG社(@LGUK)は、Amplifyスポンサーシップキャンペーンを実施して、自社商品を取り上げた広告のリーチを拡大しています。同社は6秒の広告を作成し、広告キャンペーンの期間中にプレロールとして再生しました。

この広告は、大規模なサッカー大会の開催中に、プレミアムパブリッシャーのコンテンツの前に再生されたため、受容度の高い大規模なオーディエンスにリーチしました。

英国LG社は、Twitterのベストプラクティスガイドラインに沿って広告を作成していました。具体的には、ツイート本文は短く、要点を簡潔に打ち出して、使用する絵文字やハッシュタグはツイートごとに2つ以下に限定し、動画にはブランドをはっきりと表示させ、目を引くビジュアルを使用しました。

@EnglandのTwitterアカウントの動画の前に再生される英国LG社のAmplifyスポンサーシップ動画

Twitter Amplifyキャンペーンのベストプラクティス

  • 動画は短くまとめます。長さを15秒以下にするのが最も理想的です。

  • 端的な表現を使います。オーディエンスの注意を引くには、短時間で最大限のインパクトを与える必要があります。主要な目的を1つ選び、それが最も伝えたいメッセージとして伝わるような方法で動画を作りましょう。

  • ブランドに最も適合するコンテンツカテゴリーをターゲティングしましょう。次に、そのカテゴリーに合わせて、ターゲットを絞り込んだ、関連性の高い広告を作成します。

  • ブランドをはっきりと表示させます。目立つロゴを配置することで、オーディエンスの注意をブランドとメッセージに集中させることができます。動画広告の最初の数フレームにロゴを含め、動画が終了するまで表示させ続けることで、ブランド想起を最適化しましょう。
  • 音声をあえて使わない戦略を採用します。多くの人々はモバイル端末を使用し、音声をオフにして動画を視聴しているため、音声を使用しなくてもメッセージが視聴者に届くようにしましょう。前述のとおり、ブランドをはっきりと表示させ、メッセージを端的に伝えるビジュアルを使用し、クローズドキャプションを入れましょう
  • 複数の広告フォーマットを併用します。広告フォーマットを3種類使用した場合と1種類のみを使用した場合を比較したNielsenのBrand Effectの調査によると、広告フォーマットを3種類以上使用すると、広告キャンペーンの認知度が20%、購買意欲が7%向上します6

    広告キャンペーンの目的によっては、Amplifyと他の広告フォーマットを組み合わせると効果的です。たとえば、広告キャンペーンの目的が認知度の向上やリーチの場合、Amplifyプレロールをウェブサイトボタンやカンバセーションボタンと連携させることができます。

TwitterによるAmplifyのブランドセーフティを確保するための取り組み

Twitterの厳格なブランドセーフティガイドラインに準拠したパブリッシャーコンテンツのみがブランドとマッチングするように、Twitterでは技術的機能と人の目によるチェック、そして配信制御を組み合わせた取り組みを行っています。

2021年に実施されたOpenSlate社によるTwitter Amplifyコンテンツの第三者評価では、455,000本以上もの収益目的のTwitter Amplify動画を分析し、そのすべてが業界標準とされているGlobal Alliance for Responsible Media(GARM)のブランドセーフティ基準を上回っていることが明らかになっています。GARMはマーケター、メディア代理店およびメディアプラットフォーム、業界団体を取りまとめ、オンラインの有害なコンテンツや危険なコンテンツの可用性や収益化を抑制することにより、デジタルメディアのセーフガードとして機能しています。

Twitterのブランドセーフティ応策には以下などがあります。

  • パブリッシャーとの緊密な連携による、Twitterの「広告の安全性におけるコンテンツガイドライン」と、ブランドセーフティと適合性のベストプラクティスに関する情報の提供

  • パブリッシャーへのブランドの適合性に関する情報の積極的な提供

  • Twitter Amplify動画マーケットプレイスにおけるすべてのパブリッシャー動画に対する人の目による審査の実施

  • プレミアムコンテンツのみの選定と、Twitterのブランドセーフティコンテンツガイドラインの厳格な実施

広告主様の側では、自社の広告をペアリングしたくない特定のコンテンツカテゴリーをオプトアウトしたり、特定のパブリッシャーを動画のペアリング対象から除外したりすることができます。


御社のオーディエンスはTwitter上で、動画広告が配信されるのを待ち構えています。Amplifyプレロールキャンペーンを開始する準備が整ったらこちらにアクセスして始めましょう。

Amplifyスポンサーシップキャンペーンを開始するには、Twitterの担当クライアントパートナーに設定の支援をご依頼ください。Twitterに決まったクライアントパートナーや営業担当者がまだいない広告主様が、Amplifyスポンサーシップキャンペーンを開始したり、Amplifyパブリッシャープログラムへの参加要件を確認したりする場合、Twitter広告スペシャリストにお問い合わせください

1. 出典: OMG+Twitter、Receptivity with Neuro-Insight(2018年10月、米国、ブラジル、日本)
2. 出典: Twitterの内部データ(2021年1月)、グローバル。データは2020年の年間平均を反映
3. 出典: MAGNAおよびTwitter、The Value of Premium、2020年
4. 出典: Nielsen Brand Effectのインストリーム動画広告に関するデータ、米国、2017年11月~2018年4月https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2018/expanding-in-stream-video-ads-to-more-advertisers-globally
5. 出典: Twitter + KantarによるGCPビデオ消費アンケート + Embeeによるアプリの受動的利用、2019年、n= 1,441(GCP: 429、GCP以外: 1,012)
6. 出典: Nielsen Brand Effect(米国/英国/日本/カナダ)、2015年第3四半期∼2018年第3四半期のコネクトキャンペーン。広告フォーマットが1種類の広告キャンペーンとの比較

 

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